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今回は、リカバリーディスクの作り方をご紹介していきます。
リカバリーディスクとは、メーカー製(特に国内製の東芝、富士通、NEC、SONY)パソコンには必ず作成ソフトが付いており、それを作っておくとハードディスクが故障した際も、ハードディスクを取り換えさえするなら、パソコンを買った時の状態に戻すことのできるディスクです。(DELLやacerも、型番によっては作成ソフトがあります)
最近では、ほとんどがBlu-ray Disc(BD-R)で作るようになっていますが、ちょっと前まではDVD-Rで作るのが主流でした。(その前はCD-Rでしたけどね…)
それでは、メーカーごとに作り方を見ていきましょう。
1.まず、東芝です。東芝は、“リカバリメディア”という言い方をします。東芝の場合、“リカバリメディア作成ツール”というソフトを使って作成します。すべてのプログラムの中にあります。
以下に、メーカーのリカバリメディア作成の詳細説明が載っているリンクを張っておきます。
Windows7の場合 http://dynabook.com/assistpc/faq/pcdata/010138.htm
Windows8&8.1の場合 http://dynabook.com/assistpc/faq/pcdata2/014643.htm
Windows10の場合 http://dynabook.com/assistpc/faq/pcdata2/017339.htm
※一部機種では、全てのプログラムの中に標準で“リカバリメディア作成ツール”がインストールされていないものがあります。その場合は、全てのプログラムの中にある、“アプリケーションの再インストール”から、“リカバリメディア作成ツール”をインストールする必要があります。(参考 http://dynabook.com/assistpc/faq/pcdata/010119.htm )
2.次に富士通です。富士通は、“リカバリディスクセット”という言い方をします。富士通の場合、“マイリカバリ”というソフトを使って作成します。こちらも、全てのプログラムの中にあります。
以下に、メーカーのリカバリメディア作成の詳細説明が載っているリンクを張っておきます。
Windows7の場合
https://www.fmworld.net/cs/azbyclub/qanavi/jsp/qacontents.jsp?rid=3&PID=7708-2717
Windows8&8.1の場合
https://www.fmworld.net/cs/azbyclub/qanavi/jsp/qacontents.jsp?rid=3&PID=7310-4071
Windows10から、富士通はリカバリディスク作成機能を搭載することをやめました。
Windows標準の回復ドライブを作成してくださいとのこと。
https://www.fmworld.net/cs/azbyclub/qanavi/jsp/qacontents.jsp?rid=3&PID=7410-8229
3.次にNECです。NECは、“再セットアップディスク”という言い方をします。NECの場合、“再セットアップディスク作成ツール”というソフトを使って作成します。(Windows8以降“再セットアップメディア作成ツール”に改名)こちらも、全てのプログラムの中にあります。
以下に、メーカーのリカバリメディア作成の詳細説明が載っているリンクを張っておきます。
Windows7の場合
https://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=011298
Windows8&8.1の場合
http://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=014804
Windows10の場合
https://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/qadoc?QID=018395
4.次にSONYのVAIOです。SONYは、“リカバリーメディア”という言い方をします。SONYの場合、“VAIO Care”というソフトを使って作成します。(VAIO Careのバージョンによって場所やアイコンが違うようです)こちらも、全てのプログラムの中にあります。
以下に、メーカーのリカバリメディア作成の詳細説明が載っているリンクを張っておきます。
Windows7の場合(代表的なもの) http://qa.support.sony.jp/solution/S1109221095192/
Windows8&8.1の場合 http://qa.support.sony.jp/solution/S1210050042613/
SONYの場合、VAIOブランドが2014年7月に独立し、それ以後生産されているパソコンは大手家電量販店などで取り扱われなくなりました。
5.次にDELLです。DELLは、“リカバリメディア”という言い方をします。DELLの場合、“DELL Data Safe Local”、“DELL Backup and Recovery Manager”、“DELL Backup and Recovery”と、パソコンによって異なる3種類のソフトのうちの1つを使って作成します。こちらも、全てのプログラムの中にあります。
以下に、メーカーのリカバリメディア作成の詳細説明が載っているリンクを張っておきます。
Windows7の場合 http://www.dell.com/support/Article/jp/ja/jpdhs1/537014/JA
Windows8&8.1の場合 http://www.dell.com/support/article/us/en/19/SLN260995/JA
Windows10から、DELLもリカバリディスク作成機能を搭載することをやめました。
Windows標準の回復ドライブを作成してくださいとのこと。
http://www.dell.com/support/article/jp/ja/jpbsd1/SLN297924
6.最後にaserです。acerは、“リカバリディスク”という言い方をします。acerの場合、“eRecovery Mgemet”というソフトを使って作成します。こちらも、全てのプログラムの中にあります。
以下に、メーカーのリカバリメディア作成の詳細説明が載っているリンクを張っておきます。
Windows7の場合
windows8&8.1の場合(Windows8&8.1から、USBメモリでの作成しかできないようです)
Windows10から、acerもリカバリディスク作成機能を搭載することをやめたようです。
Windows標準の回復ドライブを作成することになるでしょう。
いかがでしたか?万が一は、案外起こるものです。(パソコンの場合、確率的にはとても万に一つではないので…)その時のために、ぜひ、備えをしておきましょう!
前記事
ハードディスクの交換(その2 デスクトップパソコン編)
ハードディスクの交換(その1 ノートパソコン編)
ハードディスクの選び方1
ハードディスクの故障検査
1.まず、デスクトップパソコンの本体に付いている、すべてのコード類を外し、台座が付いているものは台座も外します。(図1、2)
2.次に、カバーを外します。(デスクトップパソコンは、それぞれカバーの外し方が全然違います。ネジ止めされているものもあれば、単純にスライド式で留めてあるものもあります。デスクトップパソコンも、インターネットの検索に“型番+HDD交換”などのフレーズで検索すると、カバーの外し方も含め大抵のものは見つかります)このパソコンの場合は、スライド式です。(図3)スライドをずらした後、前方向からカバーごとずらします。(図4)このように、このモデルは比較的簡単にカバーを取り外すことが出来ます。(図5)
3.次に、HDDにつながっている2つのケーブルを外します。(このパソコンの場合は、図5の右下、カードリードライターの下にHDDがあります)(図6)
4.そしてケーブルを外したのち、HDDをパソコン本体から取り外しますが、このパソコンの場合は、前面にある留め金を挟んで引っ張れば抜けるようになっています。(図7)(パソコンの種類によっては、ネジ止めされているものもありますし、もう少し陰に隠れている部分にHDDがセットされており、別の部品を一度外さなければHDDを外せない仕様になっているものもあります。これらも、検索で調べられるものが多いと思います)無事に取り外すことが出来ました。(図8)
5. 次に用意していた新しいHDDと入れ替えます。(図9)(たいていのHDDは台座のようなものにネジ止めされていますので、元付いていたのと同じように付け替えます)
6. 最後に取り外した時と逆の手順でセットし、ケーブルも付けたらおしまいです。(図10)
お疲れ様でした。
交換した後は、メーカーのリカバリーディスクを使い、OSを手順通りにインストールしてあげればOKです。(パソコンが元気なうちに、リカバリーディスク(再インストール用ディスク、再設定用ディスクなどの表現を使うメーカーもあります)を作成しておきましょう)
HDDを交換してみようと思う場合、一度パソコンのカバーを取り外してみて、自分の持っているパソコンがHDDを取り出しやすいモデルなのかどうか確認しておくとよいと思います。
最近の画面一体型パソコンのHDD交換は、かなり敷居が高くなっていえると言えるかもしれません。下手をすると、画面を傷つけてしまったり…。
それでも、インターネットで“型番+HDD交換”などのフレーズで検索すると、分解のし方も含め大抵のものは見つかりますから、チャレンジャーの方はやってみるのも良いかもしれません…。なんせ、メーカーに修理依頼する1/3の値段でできてしまいますから…。
次回は、自分でHDDを交換するなら不可欠と言える、リカバリーディスク(再インストール用ディスク、再設定用ディスク)の作り方について書きたいと思います。
前記事
ハードディスクの交換(その1 ノートパソコン編)
ハードディスクの選び方1
ハードディスクの故障検査
今回はハードディスクの交換について書いていこうと思います。
ノートパソコンもデスクトップパソコンも、基本的に交換手順は同じなんですが、今回は画像中心に、標準的なノートパソコンのHDD交換方法を説明してゆきます。
1.まずノートパソコンの電源を抜き、ひっくり返します。すると、ノートパソコンには必ずバッテリーが付いていますから、バッテリーを外します。(図1の①)(しかし、最近のノートパソコンではバッテリーが外せないタイプも出てきちゃいましたね…。それはもう、メーカー修理でしょうね…。)
2.次にノートパソコンをひっくり返し直して、電源ボタンを数回押してください。(これは、ノートパソコン内に残っているかもしれない電気を放電するためです)
3.再びノートパソコンをひっくり返し、HDDが収納されている部分のふたを外します。(図1の②)このSonyのノートパソコンの場合は右下部分で、プラス(+)ネジ二か所で止められていました。(HDDの収納位置は、そのパソコンによって違っています。中には完全に分解しないと取り出せないものもあります。HDDの収納位置については、インターネットの検索に“型番+HDD交換”などのフレーズで検索すると大抵のものは見つかります)
4.ふたを外しますと、今度は内側のネジも外します。(図2)このSonyのノートパソコンの場合は左部分で、プラス(+)ネジ二か所で止められていました。(これも、それぞれのノートパソコンでHDDの止め方はまちまちで、ネジ止めされていないものもあれば、もっと複数個所止められているものもあります)
5.そしてこのノートパソコンの場合は、右側にスライド(図3)させることにより取り外すことが出来ました。(図4)
6.次に用意していた新しいHDDと入れ替えます。(図5)(たいていのHDDは台座のようなものにネジ止めされていますので、元付いていたのと同じように付け替えます)
7.最後に取り外した時と逆の手順でセットし、ネジを止めたらおしまいです。(図6)
お疲れ様でした。
こんな風に、ノートパソコンのHDD交換は、完全分解しないと取り出せないものを除き、比較的簡単に交換することが出来ます。
交換した後は、メーカーのリカバリーディスクを使い、OSを手順通りにインストールしてあげればOKです。(ノートパソコンが元気なうちに、リカバリーディスク(再インストール用ディスク、再設定用ディスクなどの表現を使うメーカーもあります)を作成しておきましょう)
HDDを交換してみようと思う場合、一度ノートパソコンをひっくり返してみて、自分の持っているノートパソコンがHDDを取り出しやすいモデルなのかどうか確認しておくとよいと思います。
次回は、デスクトップ型パソコンのハードディスク交換について書きたいと思います。
ハードディスクの交換(その2 デスクトップパソコン編)
リカバリーディスク(リカバリメディア、リカバリディスクセット、再セットアップディスク)の作り方ィスク
前記事
ハードディスクの選び方1
ハードディスクの故障検査
前記事 ハードディスクの選び方2 の続きです。
5.HDDの容量を知ろう
HDDには記憶させられる情報量の多さが違うものがたくさんあります。皆さんも、GB(ギガバイト)という記号や言葉を、見たり聞いたりしたことがあることでしょう。20年以上前に私が買った初めてのノートパソコンは、記憶容量が6.4GBでした。しかし、最近のノートパソコンの記憶容量は1TB(1TBは1000GB)にもなっています。デスクトップパソコンに至っては、4TBなんてものもあります。
そのHDDの記憶容量がどれぐらいあるかは、HDDの表面に張り付けてあるシールに記載されています。(図6の場合は、3TB)
これも自分のパソコンから取り外したHDDを見ればわかるのですが、自分のパソコンから取り外したHDDが500GBだったなら500GB、1TBがったなら1TBのHDDで交換するのが最も分かりやすいでしょう。
しかし、“大は小を兼ねる”という言葉は、パソコンにも当てはまるのです。もし、「元々記憶容量を増やしたかったんだよね~」という方は、自分のパソコンから取り外したHDDよりも大きな容量のHDDを取り付けてみることも出来るでしょう。(例えば、自分のパソコンから取り外したHDDが500GBだったなら1TBにしてみるなど)
ただし、これも気を付けなくてはいけないことがあります。“2.HDDの接続規格を知ろう”のところで説明した“IDE接続”の場合、137GB以上の記憶容量があるHDDは認識できないマザーボードを搭載しているパソコンもあったりします。(137GBの壁という)また、Windows XPの時代のマザーボードの中には、2TB以上のHDDは認識できないというものもあります。(2TBの壁という)
32bit OSの場合、Winows VistaやWindows7でも、2TB以上のHDDはOSの起動ディスクとして使用することはできないなど問題があります。
この辺りも、記憶容量を増やしてHDDを取り付けたい場合などは注意が必要でしょう。
6.HDDのメーカーを知ろう
最後に、HDDのメーカーについての話をします。HDDを制作しているメーカーで、代表的なものをあげますと、
・HGST(Hitachi)(日立グローバル・ストレージテクノロジー)
・東芝
・Seagate(シー・ゲート)
・Western Digital(ウエスタン・デジタル)
・Marshal(マーシャル)
などがあります。
例えば、自分のパソコンから取り外したHDDが東芝製だったとしても、これまで上げてきた注意点をクリアしていれば、どのメーカーのHDDと交換しても基本問題はありません。
それぞれのメーカーでも、型番の違う色々な種類が出されており、それぞれに静音性を追求したモデルだったり、耐久性を追求したモデルだったりと様々です。この辺りはもう個人の好みの問題でしょう。
一つだけ、HDDのメーカー選びで注意していただきたいのは、そのHDDの評価です。僕は断然Amazonでの調査をお勧めします(Amazon )
が、購入したいと考えているHDDのカスタマーレビューを見ることをお勧めします。価格.comのレビューも参考になります。
ぜひ、後悔しないHDD選びをなさってください!と言いましても、どれが良いのか言ってほしい!という意見も多々ございます…。
それで、あくまでも個人的感想といたしましては、やはり多少高くともHitachi(HGST)がお勧めです!
(Yahoo!ショッピング)
2.5インチHDDお勧め!
3.5インチHDDお勧め!
Amazonお勧め!
次回は、ハードディスクの交換について書きたいと思います。お楽しみに。
ハードディスクの交換(その1 ノートパソコン編)
前記事
ハードディスクの選び方2
ハードディスクの選び方1
ハードディスクの故障検査
前記事 ハードディスクの選び方1 の続きです。
3.HDDの接続規格を知ろう
HDDの種類は、2.5インチHDDも3.5インチHDDもどちらも接続規格が2種類あります。IDEと呼ばれる接続規格(図4)と、SATA(図5)と呼ばれる接続規格です。
これも、自分のパソコンのHDDを取り出してみると分かるのですが、Windows7以降のHDDはほぼSATAと思っていただいて間違いないです。Windows XPやWindows Vistaの時代はIDEが主流でした。(それで、Windows7インストールの再生利用PCの場合は、IDE接続の場合もあります)
見分け方ですが、図のマルで囲んだ部分のように、ピンになっているか板状になっているかですぐに見分けることが出来ます。ピンになっているのがIDE、板状になっているのがSATAです。
4.HDDがAFT採用ハードディスクかどうかを知ろう
これはちょっと複雑な話なのですが、2011年以降、AFT(アドバンスド・フォーマット・テクノロジー)という技術が採用されたHDDが出てきました。今後生産されるHDDのほとんどはAFT採用ハードディスクになってゆくでしょう。ところが、このAFT採用ハードディスクは、Windows XP以前のパソコン、Windows VistaとWindows7のSP1(サービスパック1)以前では未対応なのです。(Windows7 SP1、Windows8、Windows8.1、Windows10は心配ありません)そのため、特にメーカー製パソコンの場合、リカバリが途中で止まってしまったり、リカバリできたとしてもWindows Updateができなかったり、パソコンの動きが遅くなってしまったりと言った不具合も報告されているようです。(私も実際に修理したパソコンで、リカバリが途中で止まってしまい、リカバリできないという事例に当たったことがあります)
それで、Windows VistaまたはWindows7のパソコンを持っている方は、自分の持っているパソコンのカタログもしくは取扱説明書で、仕様一覧の“基本OS”欄を確認する必要があります。そこに“Service Pack 1(SP1)”もしくは“Service Pack 2(SP2)”と書かれていなければ、AFTハードディスク未対応のパソコンということになりますので、注意が必要です。
その場合、安全策として“非AFT”のHDDを購入する必要があります。
AFT採用ハードディスクなのか、非AFTハードディスクなのかどうかの見極めは、外見ではわかりません。それで、最も簡単な方法は、購入を検討しているハードディスクの型番とAFTの文字で、インターネット検索をかけることです。(例えば、HGST製のHDDを検討している場合は、そのHDDの型番とスペースを一つ開けてAFTの文字“0S03663 AFT”のように検索すると、情報を見つけることが出来ます。
ハードディスクの選び方3へ続く
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ハードディスクの選び方1
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